マリファナ


 大麻はクワ科一年生草本で1〜3mに成長する雌雄異株種、一種類であるが環境変化で多くの変種を作る。カシミール地方で栽培されているアサの雌性株は特に多量樹脂を分泌するのでこれをインドアサと呼び、WHOは葉や花序をマリファナ、花序だけをガーニア、純粋な樹脂にしたものをハッシッシュと名付けた。
 カンナビス・サーティヴァ(学名)は繊維用で精神作用は少ない。繊維が弱い変種「カンナビス・インディーカ」は雌株の総穂花序、上部の花穂に大麻樹脂を多く含み、芳香のある粘っこい黄金色の樹脂を分泌、この樹脂が麻酔性を持っている。インドでは精神作用の最も弱いのを「ブハング(マリファナの別名)」、中位を「ガーニア」、最も強いのを「チャラス(ハッシッシュ):成熟した雌株の樹脂」と呼ぶ。
 カンナビス・インディーカの成熟した雌株の樹脂が付着した花穂の乾燥したものが、ハシーシュと呼ばれ、含有成分は樹脂、精油、アミン類、炭酸カルシュウム、蓚酸カルシュウムなどであり、樹脂は褐色で有毒な赤色の油状物レッドオイルを含んでいる。レッドオイルはフェノール成分(カンナビノール、カンナビジオール、カンナビジオール酸、テトラヒドロカンナビノール)で、この中のΔ1−テトラヒドロカンナビノール(THC:Tetrahydrocannabinol)が最も強い麻酔作用を有する。THCは雌株に多く含まれ、大麻を栽培する者は雄株に関心を寄せない。雌株から雄株を遠ざけ、受精させずに栽培すると酩酊作用の強い「シンセミア」を採取出来る。乾燥大麻中に種子の混入がないものは栽培されたシンセミアであり、酩酊作用効果が強い。

 ガン治療に用いる薬物は細胞毒性が強く、催吐作用を伴い患者を衰弱させる。THCはこのようなガン化学寮法に伴う副作用(衰弱)軽減に役立つ。(現在は関連化合物ナビロンを使用)
 種子は七味唐辛子に入っているが、発芽すると幻覚を生じるカンナビノイド系が産生される。
   マリファナ :THC約1%
   シンセミア :THC約5%
   ハッシッシュ:THC約8%
   ハッシュ油 :THC約50%

 精神を異化する薬物は、アッパー(興奮剤:コカイン・アンフェタミン・MDMA)、ダウナー(抑制剤:アヘン・モルヒネ・ヘロイン)、幻覚剤(LSD-25)とあるが、大麻はこれらと異なる作用を持つ。使用者が高揚していれば興奮をもたらし、静かであれば精神を抑制する、大麻の効果は、聴覚・味覚の鋭敏化・過去の記憶の復活・リラックス・快感のある眠気である。

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