通仙散

 華岡青洲が創製した麻酔薬。鳥や動物に与えて薬効を記録後、母や妻に与えて薬効を調べた。
 始め10年程、猫を用いて麻酔薬の調合、麻酔後の猫は失調性歩行を来したり縁側から落ちたり、厳しい後遺症を残す。次第に後遺症のない麻酔薬の調剤が可能となった頃、妻と母が競って、人体実験の被験者になることを申し出る。妻は2回の実験を通じて失明、青洲自身も繰り返して服薬し下肢の神経障害を残す。成分不明だが、青洲は手術終了後に解毒薬(黄連解毒加石膏湯)を服用させていたと言われる。
 通仙散は烏頭・曼荼羅華が主成分、他に川弓・当帰・白芍等10種類に余る生薬を含むが、その全容は秘法とされ、一部の弟子に伝わっただけである。当時の医学の閉鎖性と同時に、麻酔薬の取り扱いが非常に難しかった為とも言われる。

   曼荼羅華……………八分 (チョウセンアサガオの花、葉、実)
   草烏頭………………二分 (ヤマトリカブト及び近縁種の根塊)
   白止…………………二分 (ヨロイグサ、オウモンウドの根)
   当帰…………………二分 (ホッカイトウキの根)
   川弓…………………二分 (根茎)
   半夏…………………一分
   天南星………………一分 (根茎)

 上記を細かく砕き、熱湯に投じ掻き混ぜ、滓を除き暖かいうちに服用させる。2〜4時間で効果あり。瞑暈昏睡し人事不省となる。

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