媚薬
1953 「紳士は金髪がお好き」の一場面、左・マリリンモンロー
強精剤・催淫薬・補強剤など、性欲の減退を「勃起回生」する薬剤を指す。中医(医心方)では遠志・地黄・山薬・蛇床子・兎糸子・鹿茸から処方される漢方法剤を強精剤としているが四目屋発足以降、人参・附子・阿片・印度大麻・丁子・淫羊かく・イモリの黒焼き・クローブ・カンタリス・蟾酥・麝香・ヨヒンビン・ビタミン類・性ホルモンなどを用いるようになった。
オデェセウスを誘惑するため魔女キルケーはヒヨス※1(性欲に刺激を与えたり、現実を忘れさせたり、心を落ちつかせる効用を持つ)を媚薬として使った。魔女が空を飛ぶという伝説は特殊な幻覚作用がもたらしたものであり、最初は頭痛、やがてあたりが異常に明るく照らされ、身体が浮遊してくる。部屋中がジェットコースターになったように、天井も壁もぐるぐる回り出す。この状態が12時間以上続く。軟膏にしても皮膚や粘膜から浸透していく。「魔女の空飛ぶ軟膏」と言われた。

※1 ヒヨス
ナス科ヒヨス属。0.04%のトロパンアルカロイド(ヒヨスチアミン、スコポラミン、アトロピン)を含み、脳や神経細胞に影響をおよぼす。中でも、スコポラミンは「眠り」から「覚醒」へと変換させる、「変換作用」がそなわっており、麻薬にも似た酩酊から、幻覚や一種の精神撹乱といった興奮を引き出す。そのメカニズムは分かっていない。ヒヨスは、LSD−25のような幻覚作用に加え、睡眠作用や鎮痛作用といった、向精神薬にも似た作用を持っている。









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