淫羊かく(いんようかく)
メギ科イカリソウ属イカリソウ(碇草・錨草)の茎葉を5月〜夏にかけ採取し陰干しする。
エポメジン(配糖体)・イカリイン(フラボノイド)・マグノフロリン(アルカロイド)などを含む。エポメジンは性ホルモンの分泌を促し、精液分泌亢進作用・知覚神経興奮作用がある。
リウマチ・インポテンツ(下半身が疲れやすい人向き)・不妊に用いる。
発情期の雄羊がこれを食べると一日中でも交尾が可能になり名付けられた。
淫羊かく酒 淫羊かく………70〜80g
35度焼酎…………1800cc
氷砂糖 ……………300g
漬けて1ヶ月経過後、淫羊かくを引き上げ、毎日少量を飲用する。