丁香(ちょうこう)
  別名:丁子・丁字(日本名)・クローブ(Clove)

フトモモ科チョウジノキの花蕾(未熱な時はピンク、天日に干すと茶色)を乾燥させる。実は鶏舌香。
 主成分=揮発油(オイゲノール85%、メチルオイゲノール、メチルサリシレイト、ピネン、ワニリン)・ゴム質・タンニン類
 主作用=消毒・駆風・興奮・鎮吐・肛門抗炎症・鎮痙・駆虫
 胡椒と並ぶ代表的スパイスで、大航海時代には歴史を動かすほど貴重なもの。香料としても勿論重要で、匂い香・焼香・線香などに広く使われいる。その他、防腐剤や健胃剤としても有効。身体への刺激作用もあり、インドやヨーロッパでは催淫薬や、出産の分娩促進薬としても利用された。子宮筋の伸縮の短縮作用がある。
 温中降逆(胃寒の嘔吐・しゃっくり)、下気止痛(胃寒・胃疝の冷え)、温腎助陽(腎陽虚のインポテンツ・冷え・帯下)に用いる。
 煎剤として、1日1〜3gを用いる。



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