樟脳(しょうのう)

 クスノキの精油主成分であり、水蒸気で蒸して作る。
 カンフル剤として古くから用いられ、局所刺激・防腐作用もあり、局所適用にて血液の循環を促進・血管拡張・浸透性の増加をもたらす。腰痛・筋肉痛・神経痛に外用剤として配合される。
 強心剤として使用され止まった心臓を蘇らせたことから、物事を復活させる語彙として「カンフル剤」が残った。
 樟脳は皮膚から容易に吸収され、そのときにメンソールと同じようなスーッとする感じをもたらし、わずかに局部麻酔のような働きがある。飲み込むと有毒であり、発作・精神錯乱・炎症および神経と筋肉の障害の原因になる。

動画 アダルト動画 ライブチャット