近松門左衛門は蝋薬
溪斎英泉は女のよろこぶ薬 紅毛蝋丸 と呼んでいる。 


ろうぐわん配合生薬:
     人参牛膝附子山椒竜骨肉桂細辛石榴皮白礬丁子麝香烏賊

 極細末になし白蜜にて練り、黒豆の大きさに丸ずべし。扨て上にかける蝋丸の拵へ方は、無患子へ極上々の生蝋を熔かし掛けて丸くするなり。後ち乾きたる時、静かに小刀を以て二ツに引き割り、其中へ彼の丸薬を詰めて、蝋を火にて炙り元の如く合わせて丸くすべし。斯くの如くする時は薬気外へ洩れず、久しく貯へてますます薬力盛ん也。
 
 蝋丸は、揮発性成分が放散するのを防ぐため、外部を生蝋で包み、使用の際に蝋殻を割って中味を取り出すように拵えてあり、少し玉門の中へ入るゝと、暫くして玉門の中ほかほか少しむづかゆきやうになる、頻りに淫気催すこと奇妙なる薬 とある。(膣粘膜に充血をきたし、快美感を増大する) 

 使用法は、@中味を噛み砕き唾液に混まじ、陽根うしろに塗りまわす。
        A中味を噛み砕き、指にて膣中に入れる。


 蝋丸処方 人参…………………等分
      牛膝…………………等分
      附子…………………等分
      山椒…………………等分
      竜骨…………………等分
      肉桂…………………等分
      細辛…………………等分
      石榴皮………………等分
      白礬(焼等分明礬)…等分
      丁子…………………等分
      麝香…………………等分
      烏賊…………………等分

 上十二味、目方各々等分、極細末になし白蜜にて練り、黒豆の大きさに丸ずべし。扨て上にかける蝋丸の拵へ方は、無患子へ極上々の生蝋を熔かし掛けて丸くするなり。後ち乾きたる時、静かに小刀を以て二ツに引き割り、其中へ彼の丸薬を詰めて、蝋を火にて炙り元の如く合わせて丸くすべし。斯くの如くする時は薬気外へ洩れず、久しく貯へてますます薬力盛ん也。

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